培養幹細胞治療とは

ご自身の脂肪から幹細胞のみを抽出・培養し、
患部に注入する

培養幹細胞治療では、採取した脂肪に含まれる幹細胞だけを培養・増殖させ、患部に注入します。
採取する脂肪の量はわずか20ml。おちょこ1杯程度ですから、脂肪量の少ない方やご高齢の方でも、受けることが可能です。また幹細胞の抽出、培養は厚労省から許可を得た施設に委託するので、注入物の一定の質も担保できます。

培養幹細胞治療の流れ 脂肪採取から患者様に投与するまで

培養幹細胞治療のメカニズム

幹細胞の抗炎症作用と痛み抑制物質の産生能に注目

培養幹細胞が痛み評価スコア(WOMAC)に与えた影響/幹細胞の量に関わらず、時間とともに痛み評価スコアが下がっている(痛みが緩和されている)ことが分かる。 出典:Pers YM, et al. : Stem Cells Trans Med 5: 847-56, 2016

幹細胞の優れる点は、抗炎症作用があることと、体内で鎮痛効果の元になる物質を作ることができる点です。実際、培養幹細胞の注入によって、ひざの痛みが緩和されたことを報告する医学論文もあります。
また、その効果は持続的です。現在一般的な痛み緩和治療で用いられているステロイド注射の場合、鎮痛効果の持続期間は1~2週間程度ですが、本治療なら、数ヵ月~数年にわたる鎮痛効果の持続が期待できます。

  • 特徴
  • 概要
  • 治療の流れ
  • 料金
  • 交通費補助
  • 保障制度