
雨の日だと膝痛い・・・なぜ?
こんにちは、毎日暑い日が続いていますね。
2017年の関東梅雨入りは、6月2日頃~6月12日の間くらいになりそうということです。 梅雨入りし、雨の日が続くと気分も晴れず、体調も優れないという方も多いのではないでしょうか?
雨の日だと関節が痛い・・・
膝が痛い・・・なぜなの?
と、疑問に思われる方も多いと思います。
そこで、雨の日だとなぜ膝が痛いのか?という疑問にお答えします!
原因
雨の日に関節などが痛むことを、天気痛や気象病と言うそうです。
気象の変化により人体が影響を受けて、様々な体調不良が現れたり、症状が悪化する病気の総称をいいます。
雨が降るということは、高気圧から低気圧に変化するという事です。
実はこの気圧の変化が、症状を悪化させる大きな原因になります!
低気圧により湿度が高くなると、体内ではヒスタミンという物質が増えます。
ヒスタミンは、アレルギーや炎症の元となるもので、体に様々な影響を与えます。
ヒスタミンが増えると、関節が炎症を起こし、痛みを発生させます。
炎症と言っても軽度なものですが、膝などの軟骨がすり減っていたり、古傷がある場合は、そこが炎症してしまうために痛みが強くなります。
また、ヒスタミンの影響で自律神経のバランスが乱れると、気分が落ち込んだり、全身の倦怠感が発生し、痛みに敏感になります。
よって、自律神経のバランスが崩れている所に、更に痛みが加わるため、非常に不快感のある痛みになると言うことです。
対策
①血行を良くすること
天気痛にはヒスタミンを筋肉から押し出すために、血行を良くすることが効果的です。
そのため、全身を使う有酸素運動やストレッチなどが効果的とされています。
しかし、関節の痛みがあり運動をすることが難しい方には、ゆっくりとお風呂につかり血行を良くすることが良いでしょう。さらに、痛みの感じる部位をお風呂でほぐすことによって効果は上がります。
②自律神経を整える
どんな不調にも効果的ですが、やはり十分な睡眠をとることは重要です。
ヒスタミンにより乱れがちになる自律神経をしっかりと整え、身体をゆっくりと休めましょう。
天候の変化によって悪化した症状は、あまり長くは続かないと思いますが、調子が落ちている時に無理をすることで、更に症状を悪化させてしまう可能性がありますので、ご注意下さい。